Apple MUSICとGoogle Play Musicを比較
音楽聞き放題サービスは、無料期間中Apple MUSICを使っていました。そして10月からはGoogle Play Musicを使っています。おそらくこのままGoogle Play Musicを使い続けると思います。音楽の趣味嗜好や聴き方によって、LINE MUSICやAWAといった選択肢も含めベストは人それぞれですが、私の聴き方に近い人が居れば参考になると思います。
曲数重視、洋楽重視ならApple MUSICかGoogle Play Music
これはもうみなさんご存じだと思います。国内サービスと比べてApple MUSICとGoogle Play Musicは圧倒的に曲数が多く、洋楽が多いです。逆に言うと邦楽がやや少なく、低価格プランがないため高いとも言えます。私は、同じ曲を何度も聴くタイプなので、知ってる曲しか聴きません。しかし、それはCDを買い集めるのに費用も労力もかけたくなかったからです。サブスクリプション型のサービスがあるなら、食わず嫌いせずに和洋中いろんな音楽を聴きたいと思いました。
オフライン(ダウンロード)で聴くならApple MUSICかGoogle Play Music
私は電車で音楽を聴くことが多いのですが、地下鉄など電波の届かないエリアも所々あります。それに、パケット通信はできる限りおさえたいのでWi-Fi環境がないところでストリーミング再生はしたく無いのです。その場合、Apple MUSICかGoogle Play Musicという選択肢しかありません。聴きたい曲は事前にダウンロードしておくことでオフライン再生ができるのは助かります。
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自分の音楽をアップしたいならApple MUSICかGoogle Play Music
実際、私が好きなL'Arc〜en〜CielなどはApple MUSICにもGoogle Play Musicにもない曲ですが、アルバムとして持っているので聴きたいです。Apple MUSICとGoogle Play Musicには自分が持っている音楽をアップすることができます。そして、アップした曲は同アカウントで使っている他の端末で再生やダウンロードができるので、昔のようにライブラリーフォルダーを共有するなど余計な手間がなくて大変便利です。ただし、Apple MUSICの場合は別料金です。Apple MUSICのサービスが開始される前からあったiTunes Matchという年額3,900円のサービスに加入が必要です。Google Play Musicはなんとこの機能が含まれているので、お得と言えます。しかし、厳密には同じ機能ではありません。Google Play Musicはそのまま音楽ファイルをアップすることになる(形式はmp3に変換されます)ので、アップする時間がかかりますし(最初だけ)、アップしたときのビートレット(音質)がそのままアップされます。一方、iTunes Matchは手持ちの曲をスキャンして、iTunes Storeで販売されている曲かを確認し、一致したらiTunes Storeで販売されている音源をいつでもダウンロードできるので、アップが簡単な上に音質も保証されるのでiTunes Matchの方が優れています。それに年額3,900円の価値を感じられるかは人それぞれでしょう。
期間限定でGoogle Play MusicがApp MUSICより安かった
これは期間限定の話なので、今この記事を読んでる人には申し訳ないですが、Google Play Musicは2015年10月18日までに申し込めば、ずっと月額780円にディスカウントされるキャンペーンをやっていました。なので、Apple MUSICより200円安くなります。
YouTube Red (有料版)の登場でGoogle Play Musicの方が付加価値が高い
先日、YouTube Redというサービスが発表されました。10月28日にまずアメリカで開始されますが、すぐに日本にも展開されると思います。YouTube Redは月額9.99ドルのサービスですが、Google Play Musicユーザーは追加料金なしで使えるそうです。YouTube Redの機能をおさらいしますと・・・
YouTubeのコンテンツが広告なしで見放題
これ結構嬉しいです。動画を見る度に広告を見せられるのは鬱陶しいので。
独自のGoogleオリジナル映画や番組を提供
簡単に言うとNetflixやhuluのようにオリジナル番組を見られるようになります。YouTubeのクリエーターが作った番組が中心になるそうです。
オフライン再生やバックグラウンド再生が可能
YouTubeのバックグランド再生は需要が多いですよね。それ専用のアプリもあるくらいです。そして、オフライン再生できるのも通勤・通学でYouTubeを見る人には嬉しい機能です。
つまり、Google Play Musicは音楽だけでなく動画もカバーすることになります。これはApple MUSICより大きな違いになります。戦略としてはAmazonプライム・ビデオと似ていて、自社サービスを色々含ませてお得感を出していますね。