Fire TV Stickが到着!Apple TVやChromecastと比較!
Fire TV StickがAmazonから届きました。すでに、Apple TVもChromecastも持っていましたが、安かったので購入しました。Fire TV Stickの中身を紹介しつつ、比較をしたいと思います。
Fire TV Stickを早速開封!
中身はとてもシンプル。Kindleと同じでパッケージにこだわりすぎることもなく、心置きなく捨てられるので自宅のスペースを圧迫しません!
早速気になったのは、ブリスター(商品をつり下げる棒)を通す穴があったこと!Amazon専売なら必要ないと思うのですが、量販店などリアル店舗でも販売する予定があるのでしょうか・・・。
外箱を外すとこんな感じ・・・無駄なコストはかけてませんね。
リモコンの高さがギリギリです。それくらい無駄なスペースは作らない徹底ぷり。
本体です。小さいですね。昔で言うUSBメモリーやUSB型の無線LAN子機を思い出します。
こちらは、短いHDMI延長ケーブルです。HDMI直挿しは、ぶつけた際にFire TV StickやTV側が破損しやすくなりますので必ず付けましょう(特にTV側の破損は修理代が高い)。次期Chromecastも直挿ししない設計に変更されています。
付属のMicroUSBケーブル。ガジェットを買う度にMicroUSBケーブルは増えますが、Fire TV Stickは常にケーブルを挿しとかないと駄目なので余りません。
こちらは電源アダプター。これはちょっとおしゃれになりましたね。2A対応ではなさそうです。
こちらはリモコンです。音声検索がない安い方です。スマホアプリを使えば音声検索もできるので安い方を選びました。そして、Apple TVのようにアルミではなくプラスチックなので軽いです。プラスチックですが、品質は良いのでチープさは感じません。ホイールはiPodの様に回せません・・・上下左右が押せるだけです。これにはちょっと驚いたが、ホイールを回す操作だと思い通りに動かしにくいと言うのをApple TVで経験していますので良かったと思います。
電池はAmazonオリジナルのアルカリ電池です。充電可能なニッケル水素電池だと嬉しかったんですが、それは望みすぎでしょう・・・それにリモコンの付属電池ってマンガン電池が一般的なのでアルカリ電池が入っているだけでも素晴らしいと思います。
さっそくテレビにさして使ってみる!
今はもう製造していないプラズマテレビのVIERAに挿します。ちなみに私の環境ではHDMI1にはPCをHDMI2にはApple TVをHDMI3にはChromecastを挿しているため側面のHDMI4しか空いてませんでした・・・。
いろんな言語で再生ボタンを押しなさいと言われます。
さて、今日一番おどろいたのがこれです。ログイン操作など一切していないのに、私のAmazonアカウントでログインされており「こんにちは、〇〇さん」が表示されています。出荷前に個別設定されているのでしょうねー確かにAmazonで買ったわけですから可能なことでしょうし、設定しなくていいのは便利ですが、いきなりは困惑しますね。知らずに未開封のまま転売したり盗難に合うと危険だと思います。
ここからチュートリアル動画が始まります。わかりやすいです。
当然ですが、Amazonプライム・ビデオが全面的に打ち出されています。Netflix、Hulu、ニコニコ動画なども見られますが、Amazonプライム・ビデオは低価格でおすすめですので、Fire TV Stickを買うならご一緒に。詳しくは下の過去記事をどうぞ。
操作は簡単です。一番左の大カテゴリーから選んで、順番に詳細を見ていくプレイステーションの様なユーザーインターフェイスです。ゲームもできます。次世代Apple TVがプレゼンに使っていたクロッシーロードもあります。
2時間ほど使ってみましたが、困ることは無かったんですね。少し期待していた「動画のダウンロード」はできませんでした。スマホアプリだとできたので、それができればカーナビのHDMIに挿すという戦略も考えられたのですが・・・。
Fire TV Stick、Apple TV、Chromecastを比較
さて、次に比較です。下の表にまとめました。一般ユーザー向けにまとめているので細かいスペックの比較はしていません。厳密に書きにくいところはさらっとまとめてますのでご了承ください。
ご覧の通り、Fire TV StickはChromecast 2のライバルで、Amazon Fire TVは新しいApple TV(第4世代)のライバルになっています。価格と性能でバランスがとれていてどれも悪くないですね。
とにかく低価格で簡単にネットフリックスやライトなゲームを楽しみたい人はChromecast 2。それプラスAmazonプライム・ビデオも見たい人はFire TV Stick。ヘビーなゲームを楽しみたい人はAmazon Fire TVかApple TV。Macでミラーリングがしたい人はApple TVでしょうね。ミラーリングが重要な場合は、価格が安い一つ前のApple TV(第3世代)で十分ですね。
また、どこも4K対応してないのも面白いですね。高価な製品でもないので、4K対応はもう少し普及した時にモデルチェンジして買い替えてください、とにかく今はライバルとの価格競争が大事という感じでしょうか。
Amazonプライム・ビデオはChromecast 2、Apple TVから閉め出されている状態ですが、これからのGoogleの有料動画配信サービス「YouTube Red」やAppleも噂されている動画配信サービスの登場で各社がどういう対応するか気になりますね。その点、NetflixやHuluは動画配信専業という中立的立場なので今後も心配なさそうですね。